
暗黙のルールは書き出して無理があるなら調整

社会・会社には暗黙のルールというのがあります。 良い事・悪い事が入り混じっているので、嫌な事や辛い事がある場合はぜひ、改善提案をしてみる事をお勧めします。
目次
考え方-組織におけるルールを明文化
【暗黙のルールがあるならば明文化する】
孫子は今でいうと「コンプライアンス(法令尊守)が組織では不可欠」と言っています。
組織内でチームが発足した場合は、まずルールを作る事が第一歩となります。
実践-暗黙のルールを知る
【社内にある暗黙のルールを知る】
仕事をスムーズに進めるためには「ルールを作る」だけではなく、「暗黙のルール」というものが存在するので、考えてみるのが良いです。
例えば、年賀状。同じチーム内の人には年賀状を送る。というようなルールがあるかもしれません。
チーム内だけでなく、社内・部署といった形で存在しているかもしれません。
そこをうまく守っていくことで、職場や人間関係にも馴染むのが早いケースが出てきます。
これ以外に暗黙のルールがある場合、ルールを書き出していくことも必要です。
そして、矛盾しているルール、不条理なルールがある場合は、改善していくことも大切な事です。
年賀状一つにしても、部署が変わった、チームが変わった時にはどうするのが良いのか?
というように悩んでしまう人もいますから、受け取る側も気にしない工夫も必要です。
もしくはそういう人がいるという事が解かれば社内・チーム内の年賀状を廃止するという提案もありかもしれません。
例え-暗黙のルール例
【暗黙のルールって意外に多い】
- 休暇を取って旅行に行った場合お土産を渡す。
- 出張先の同じ会社だけど手土産を渡す。
- 就業5分前には揃っている。
- 年賀状は出さない。
- お中元・お歳暮は送らない。
- 季節イベントは極力しない。
- 内定式がある。
などありませんか?もし、不条理なものなどがあれば調整する提案をしていくのが社内環境の調整にも良いと思います。
考えてみよう-社内の人間関係を書いてみる
【社内の人間関係を図に描いてみる】
誰と誰が仲が悪い、仲がいい。などを観察していくと解ってくるものです。
これを明文化していくことで、会議の進み具合や関係も解ってきます。
(席を離すほうが良い・一緒の会議には入れないようになど)
人間関係の図(相関図)を作ることで、人間観察が癖づき、営業や人間関係の立ち回りにも影響が出てきます。自分にもプラスになります。
が、マイナスの点として、自分の観察した相関図ですから他の人に見られては大変です。
ですので、見られてれも解らないように自分にしか解らない記号を使って描くなどの工夫をしましょう。
《相関図を描くときの注意点》
(1)実名では書かない
(2)友好関係・対立関係かを書く
(3)他の部署との関連も書く
(4)書き直せるペンで書く(事実が変わることがあるため)
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