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孫子から学ぶ「兵は拙速を聞く」は将来の損益点の4つの見方

現状を見て判断する事と将来を見て現状を判断するのでは大きく判断が異なる。

今すぐするのが得か置いておくのが得か。。

実行するタイミングってすごく難しいものがあります。 ですが、すぐ実行するべきこともあるのは事実。 そこを見極めて無駄のないお金の使い方を考えるのが良い。

考え方-兵は拙速を聞くは将来を見据える見方

【短期間で結果の出ないものもあるが、長期的に見て判断することが大切る】

それぞれが独立していた会社が合併する事になった場合、何を考えないといけないか。

  • バラバラになっている物を一つにまとめ、効率よく作業が出来る環境を作る。
  • バラバラの考え方を統一させること。

どうしてそれが良い事なのか?
一旦作業をすると、大きなコストがかかるが、長期的に見れば安定してくることがある。

その一瞬のコストを嫌い、そのまま放置している方が損失は大きくなるケースが多いため、まとめるべきものは速攻でまとめるのが良い。

実践-合併して何も変えないケースと変えたケースの違い

【1】統一するべきものを統一した場合

損益分岐点サンプルグラフ

導入コストを掛けると一旦は支出が多くなるが、一定間隔でランニングコストがかかる

統一しておくべきことを先に行うことで、将来のコストも多少はかかってくるが、低く抑えれるであろう計算が出来る。

【2】統一すべきものをしないで放っておいたケース

統一する費用をケチって管理が大変になりコストもかかるグラフ

統一する際の導入コストはかかってこないが、年数が経つにつれて支出がコンスタントに増えているのが解る。

統一する際に必要な費用をケチったため、年数が経てば必要になる費用が残されている分だけ増えてしまう。

このケースだと同じコストが5か所残ってるという場合の例

グラフの縦は同じ単位にしているためグラフの上がり具合の違いが一目瞭然ですよね。

どちらが将来的に良いか解りますよね?

そのためにはどのタイミングでどういう手を打つのが良いのか。
が解ってもらえると思います。

(補足1)2017/06/28追記

長期的に見て良い結果が出た場合には、迅速に対応するほうが良いです。

伸ばしているといざ対応しようとしたときには、さらなる費用が掛かる可能性が出てくるからです。

(補足2)2017/06/28追記

会議を行う場合、「時間と議題を区切る」方が効率よくできます。

議題を長時間かけて議論をしても良い結論は出ません。

話し合いをしないといけない場合は、事前に資料を提出し目を通してもらってから会議に挑むようにしてください。

そうすることで、結論が出やすくなります。

※目標は1会議1議題

例え-社内システムの統一化をする、しないで考える

仕事の内容は同じだけど別会社であるため別々で運営していたが、合併を機に一つになったとする。

そうなると考えられるのが、給与体系の統一化、内部システムの統一化、サービスを提供しているのであれば、請求システムの統一化等が考えられます。

仮に、主要都市9か所の拠点がありそれぞれ自社で経営をしていた場合、内部システムも請求システムもバラバラでも良かった。

だが、合併すると、一つの会社になるわけなので、1つの内部システム、請求システムというのが当たり前になる。

独立していた時代にかかっていた管理コストが、年100万(ランニングコスト)だっとすると、9か所で900万毎年かかる事になる。

これを合併を機にシステムを改修する事になり3000万(導入コスト)かかるが、年300万(ランニングコスト)に減らすことが出来れば1年での差は600万、5年で導入コストの差を埋めることが出来る。

これを理解するかしないかで、年600万の差を縮める事は出来ないし、後になればなるほど、ランニングコストがかかってくるわけで、意味が無くなってしまう。

これを早急に対応することが将来的に見て優位に立てる事になる。

考えてみよう-孫子の兵法的にはそりゃ・・・

【1】導入コストを掛けると一見無駄にお金を使っているように思えるが

一般的な、導入コスト・ランニングコストのグラフ

【2】導入コストを掛けないで現行で年数を経過してしまうと

導入コストを削減して同じ金額のランニングコストを5か所支払っているケースのグラフ

下のような差が出てきてしまう。

導入コストを掛けた場合と、掛けない場合の支出の差

導入コストをかけてでもするべきことをすぐに行う事で、ランニングコストに大きな差が生まれてくる事に気が付く

そのため統一するべき事がある場合は早く実行することが、何年か経過した際に「あの時行っていれば」という事にならなくて済むのである。

オレンジ(導入コスト)を掛けると、グレー(ランニングコスト)になるが、
そのままの場合は(ランニングコスト)になってしまい支出が多くなる。

【考えるべきもの】

    1. 一時の導入コストをケチる事で、現状維持の費用がどれだけ掛かる事になるのか計算する
    2. 導入コストをかけても将来的にどちらが会社で得をするのかを計算する
    3. 導入コストをケチって後回しにすると、現状での不具合や物価上昇などの影響を受け、かかる費用が大きくなることを意識する
    4. 導入コストをケチっても現状の方が得策という計算になればそれも良し

 

【学生での友達関係に例えると】

孫子は「巧久」=出来栄えは良いが遅い
「拙速」=出来は悪いが速い
とした際に「拙速」が良いと言っています。
でも動くためには準備も必要でしょ?って考えますよね。

ですが、困ったことが起こったときに後回しにしているとどんどん解決が難しくなることが多い。そのため準備も大切だけど、早く行動することに意味があるのです。

  • あなたが友達・親友とケンカをしてしまったら、時間が経てばたつほど仲直りしにくくなりますよね。
  • 他にも嫌な課題が出た時、後回しにして、いざという時、時間がなくて焦ってしまう事もあると思います。

ケンカや課題などの事が気になって楽しく過ごせないって事にもなりますよね。だから、大変な事を、面倒な事こそ、逃げないでできるだけ早く解決することが大切なのです。

 

【リアル店舗を例えてみると(2017/08/16追記)】

「兵は拙速を聞く」

時間を掛けずにスパ!っとことを興してやるのが良いと言ってます。

だからと言って、聞いたこと、知ったことをすぐに実践する事ばかりでは危ない。

ですが、「巧久」よりは「拙速」の方が良いという事を理解しておく必要があります。

「巧久」=出来栄えは良いが遅い
「拙速」=出来は悪いが速い

という意味なのですが、準備をしてから行動することも大切だけど早く行動することに意味があるのです。

少しコンビニの店長になった気分でお金に考え方を変えると解りやすいです。

あなたはお店をしていて今10年前の電子レンジが5個あります。

500wしか出力が出来ない電子レンジです。

そこで、レジで商品を温める事になります。

商品を温めるのに1分必要とします。

ですが、列は10人ほど並んでいます。

全員の温めが終わる時間は計算することで割り出せますが、待たされる時間は多いですね。

このままでは人数をこなせないので利益が出にくいと考えます。

そして、最新式の電子レンジを購入を検討するのですが、出費がいやなので、買う事を渋っていると、いつまで経っても、同じ状況を変えることは出来ませんよね。

ですが、ここで、スパッと最新式1200w出力できる電子レンジを5台入れ替えたとします。

入れ替えることで待ち時間が単純に半分になりレジとの連携も効率よく作業が進み並んでいる人のストレスも無くなります。

そうすることで1日100人しか出来なかったことが150人出来るようになれば
50人増えたことになるので利益です。

電子レンジは購入して支出はしていますが、数か月で利益になります。

この50人増えた事が電子レンジの出費をしたとしても利益を数か月でもたらしています。

もしこれを渋って100人のお客さまで良いと思い、続けていると利益は上がりません。

もしかしたら、「こんなに待たされるなら他の店で買うほうが良い」となり利益が増えないかもしれません。

これが

「拙速」=出来は悪いが速い

につながるのです。

 

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原文-兵は拙速を聞くも、未だ巧久を賭ざるなり…

兵は拙速を聞くも、未だ巧久を賭ざるなり。
夫れ兵の久しくして国に利なる者は、未だこれ有らざればなり。
故に用兵の害を知ることを尽めざる者は則ち、
用兵の利を知ることをも、尽(きわ)むる能(あた)わざるなり。

訳文-兵は拙速を聞くも、未だ巧久を賭ざるなり…

「やり方は下手だが戦いを早く終わらせる戦上手」はいるが、「やり方は上手だが、時間をかける戦上手」という話は聞いたことがない。
長期戦はコストがかかるため、勝って利益が入るとしても全体としては大損になるからだ。
要は戦いで失うものをじっくり考えない者は戦いで得るものもたがが知れているとうことだ。

孫子の兵法の内容

孫子の兵法の名言(彼を知り己を知り、または敵を知り己を知れば・戦わずして勝つ)や原文の解説、ビジネスに役立てる解説、子供にもわかりやすい解説をしています。

兵法の意味から兵法がわかる本(サイト)としてまとめを準備をしています。
おすすめの本なども紹介していく予定です。

       

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