
部下や後輩に仕事を任せられるだけの信頼関係がありますか?逆に部下は仕事を任されることがありますか?

仕事の任せ方、任され方も良い悪いがあるんですよ。 信頼していない人に依頼するのは不安だけど、任せ方によっては成長させるきっかけにもなるし自分も成長出来るんです
目次
考え方-後輩・部下の育成と信頼関係構築をし仕事を任せてみる
【トップは上手に仕事を任せる】
トップに限らず、先輩、上司が部下に仕事を任せるという事もたくさんありますよね。
その時、
「自分でする方が早い」
「ちゃんと出来るかな?」
「説明の時間より作業」という風にしてしまうと、仕事を一人で抱え込んでしまうため自分が疲れてしまう。
という経験をしたことがあると思います。
これって効率が良いように思えますが実があまりよくないって事解りますか?
部下や後輩をうまく使う事も上司、先輩としての成長の第一歩です。
部下や後輩に仕事をうまく頼めるようになって一人前になるのです。
部下に仕事を頼むのってなかなか気を遣いませんか?
部下も仕事を任せてほしいのになかなか任せてもらえないって事ありませんか?
それぞれに考えるところがあると思いますが、先輩・上司がうまく部下に仕事を任せるコツをつかむことが第一。
そうすることが部下の成長にもつながっていくという事を考えてみてください。
実践-部下や後輩にうまく仕事を任せるための要素
【仕事を上手に任せるために必要な要素】
仕事を任せるにもパターンがあります。
- 自分の仕事を代りにしてもらう(判断は自分で行う)
- すべてを任せる(自分で判断をして仕事を進めても良い)
- すべてを投げる(相手に投げて自分は関わらない)
《自分の仕事を代りにしてもらう》
- 資料作成などは、部下や後輩にしてもらい、チェックや意志判断は自分で行うという事になります。
仕事を任せるという立ち場になった際の第一段階目として自身が行う最初の仕事という事になります。《すべてを任せる》
- お互いの信頼関係が最上の時に出来る事です。
仕事を任された人は
「仕事を考えて判断する(できる)」
ので仕事を面白いと思います。- 楽しいだけでなく、うまく行かない、辛いという事も経験した上で仕事を簡潔していくので、経験も上がり実力も上がっていくので、部下を育てるという面では最適です。
《すべてを投げる》
- 本人はすべてを部下・後輩に任せ責任も押し付ける事になるので一番してはいけない事です。
例え-トップと現場の考え方の”差”
トップ(上司)と現場の考え方は異なる事が多いです。
そのため、細かいことまでトップに指示されると現場が困ることが多いです。
トップはトップの役割を守ることを厳守するのがベスト。
トップは進捗管理と報告を受けた時に間違った方向性に行っていないかの確認をする方がうまく仕事が流れる事が多い。
その分細かい部分は現場担当者、責任者に任せておくことで各人の責任感も出てくるため個人の成長にもつながります。
実際に上司の指示は、「●●」トップの指示は「▼▼」だとすると実行する部下は迷います。
こういったケースが起こらないためにトップと上司は意思疎通をしておく必要もあります。
部下や後輩にとってもどっちが正しいのか話を出来る環境というのが必要になります。
口出しするという事は
- 信頼関係が持てていない
- すべてを投げているか
のどっちかなので、トップとの信頼関係構築を行う事をしなければなりません。
トップ・上司と部下たちの話し合いの場も多く持ち、話し合う環境が上下関係をうまく築いていくコツであり、話をすることで良く知る関係になる。
環境が整ってくることで仕事もスムースに進んでいくことにつながります。
考えてみよう-任せ方にもポイントがある
※仕事を任せる際に考えておくポイントです。
- 任せたい相手を知る
→任せたい相手が依頼する仕事に興味を持っているか関心があるかなどを調査します。
そうしないと面白くない、やりたくない仕事を任せてしまうことになります。
- 伝えるべきことは先に伝える
→伝える時に、失敗しそうな点、部分などがある場合、マニュアルなどを用意して説明をして重要であることを伝えます。
もしくは注意を書いた簡単メモを渡すのも、ミスを防ぐことには有効なことです。
- サポートは必ず行う
→進捗を定期的に確認するとともに、依頼した相手から質問やアドバイスを求められることも必ずあります。その時には、必ず耳をかたむけて聞いて下さい。
そうすることで「親しみやすい先輩」というイメージを作りましょう。
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